― 白花亭 ―[サリィさん目が笑ってない気がします。とは内心の声][ハイ、と小さな返事は彼女に届いたか否か。実践できるか否かはさておいて]へぇ、癖があるのか。…うーん、大丈夫かなあ。[少しばかり、匂いの方に不得手な物が多い事実。不安げに寄せられた眉は、続いた言葉にぱっと上がる]え、食べる気満々で来たんだからお代貰ってくれよー。