まあ、とにかくここにいても仕方ない、ね。館に行こうか……ビーチェは、部屋も決めないといけないしね。[悪態から一転、穏やかな口調でこう言うと、館へと足を向ける。空いている部屋の場所を確かめ、ビーチェとはそこで別れるものの]……ん、そんなに心配しなくても大丈夫。ビーチェが悪い事をしてないの、ぼくは知ってるからね。言いがかりでお仕置きなんて、させやしないから。[にっこり笑ってこう言って。ゆっくりお休み、と笑いかけてから、先に確保した自分の部屋へと引っ込んだ]