―聖堂・外―だ、じょうぶ……って、聞いたの、そっちじゃ、ない。[怒ると言われてしまって>>98、か細いながらも笑い声が漏れる。緩やかに目蓋を伏せ、深く息を吐き出そうとする。端が震えてしまうのはどうしようもなかったけれど]……うん。今は、そっち 手伝って。俺、できない、から。[痛みに蹲る今も、そうでなかったとしても。この場ではきっと邪魔にしかなれない][飛び立つ蒼に緩く鉄紺を細め、まずひとつ、諾を零す]わかった。……あったかいとこ、行ってる。