─ 黒珊瑚亭 ─[覚束ない足取りで食堂まで降りて。シスター>>103に導かれるまま、長椅子に座る。伏した瞳の青色が、わずかにくすんでいるのは、他者の目にも入るか]……はふ。ありがとうございますぅ。[座ったところで息を吐き、ずっと抱えていた白猫を腕から離した。白猫は、足元に降りてにゃあ、と一鳴き]