― 広間(>>66〜) ―[ハーヴェイに緩く顎を引く。笑みを洩らした理由に応じたのだ。] 天候は好くはありません。 普段と違う風が吹いていましたので、 嵐、になるでしょうか。 吊り橋は頑丈なものですから、 それが壊れる事はないでしょう。[向き合う事で角度は変わり、炎は黒曜石の眸の片隅に押しやられた。そして、ぴこりと跳ねた毛が揺れ、男はハーヴェイの元を去った。]