[軌道が読めない為に跳んで避けることは難しく。左手に集めた冷気をそのまま氷に変化させて矢を叩き落とし。]こんなんも出来んだ。さっすが先輩、すげぇな。[感嘆の声を上げ、楽しげな表情でユリアンを見る。左手に生み出した氷の剣はそのままに、軽くトン、と後ろに跳躍すると同時、口を開いた。]W─大気よ震え 大地よ凍れ─"[力ある言葉を紡ぐと、二人の足を絡めとろうと氷が張りだした。]