― 第二階層・廊下→食堂 ―
[どうにかして食堂についたら、自分の食べる物を確保に走った。
もっともやり方がよく分からない、届かないので、父親に手伝ってもらう事になるが。
席についていただきますはきちんと言って、適当にフォークに刺して、パトラッシュに差し出したがどれも食べられないだろう。
重い足はぷらぷら出来ないので、一見行儀よく食べていた。]
ごちそうさまー。
[食事の後水を飲みながら、解らない大人の話を、解らないなりに聞いていたのだが。]
とーちゃん、あのさ。
[と父親の裾を引っ張ったが、暫く黙った後で。]
……やっぱいいや。
[途中で止めてしまった。]