[ベルナルト>>100と視線があえば、わずかに笑みを返す。 あやまるアリョールに首を振って、包帯を解く。 血が妙に飛んでいる気がしながら傷口をみて] ……無茶しちゃだめよ。[小さく吐息を零す。 傷口はそれほど血が滲んでいるように見えない。 救急箱のなかの消毒薬での消毒と、あたらしい包帯を巻くぐらいしか出来なくて。 その作業の合間、ヴィクトールの話がきこえていた]