― 客室→二階廊下 ―そういえば。ベルナルトを刺してきたの、誰だったんだろう。[零しながら、客室の中から探したベルトを腰に巻き、そこに鞘に収まった剣を差した。少し腰に負担は掛かるが、常に両手を塞ぐよりはましだろうと。それから今度こそ、と扉を開けて廊下へと。]―――、[一つの客室の前には、サーシャとオリガの姿。そこを通りかかるキリル。少しだけ思案してから、そちらへと足を伸ばした。]