―外―
[ダーヴィッドに半ば追い出されるように外に出て]
[その途中にいたゼルギウスに声をかける。返るのは恐らく>>37のような事だろうが]
そうか…
[過ぎてしまった事に言えるのはそれだけで、足早にクロエの元に向かった。
思ったよりも濃い血の匂いに顔を顰める]
…こりゃ…派手にやったなぁ。
[もちろん、自衛団長やエーリッヒの傷に比べれば大した事はないのだけれど、何より眉間の傷が痛々しくて]
女の顔に傷つけるとか…
美人さんが台無しだ。
[どこかずれた物言いは、重なる死に感覚がおかしくなってきていたせいなのかもしれない]