─ ギュンターの部屋→外 ─[やがて掃除は完了し、後片付けはしておくから、とカルルとはその場で別れた]外で片付けるが吉、かな。[老婦人の時と同じように、玄関から外へと回り。血が滲んだ水を鬱憤晴らしのように海へと投げ捨てた。次いで井戸の傍へと行き、水を汲んで汚れたモップやタオル等を手洗いして行く]…ほんっと。こんなことするために帰って来たんじゃないのにな。[誰も居ないと思っているからこそ零れた言葉。小さく溜息をつきながら、水洗いを何度か繰り返した]