[溜め込んでたせいばかりではなくユリアンが聞き上手だったんだと、後になって思った。
祖母と触れあい損ねた分も優しくしてもらえたのが嬉しくて。布団の中でにやけてしまったのは乙女の秘密にしておこう]
うん、そうさせてもらうかも。
[みんなも>>20と言われたときに浮かんだのは曖昧な表情。
祖母は身内なだけに逆に言いにくく。夫を亡くして消沈しているノーラにも、会話を得意とはしていないゲルダにも、この状況は説明しにくさがあり。
だからと言って何度もユリアンに甘えるのは申し訳ない、なんても思ってしまったから]
シスター・ナターリエも優しそうな人だったしね。
[そう言ったところで、こんな状況のままでは出来ないだろう思い至り。認識からの連鎖で笑顔は陰った]