─ 広場 ─[走って向かうのは、自衛団長がいるはずの詰所。けれどその途中、足を止めたのはよく知る姿が見えたから]カル、ユー坊。[無事だったか、と口に出さずとも安堵は表情に浮かんで。早く自衛団長の元にいかなきゃと急く心はあれど、二人に一声かけてからと近づいたのだが]…は?[聞こえてきた言葉>>95に、足が凍りつき]空っぽ、って。[何が、と。掠れた声を落としたけれど、頭ではもう、わかっていた]