―墓地―
[自分が面倒な生き物の類であるのは重々承知している。
意思疎通が辛うじて成り立つ為に他人を避ける程ではないが。
それが出来なければ今頃途方にくれていただろう、などとはたまに思う。
再度の進め>>102に、軽く笑いながらも少し苦いものが混ざった。
それを溜息と共に落とし隠しながら]
俺ょりも、オトフに紹介シてゃつテくレ…。
[わりと切実気味に、ぼそっと呟くように言った。
何が悲しくて野郎の部屋の掃除を手伝う…むしろ最終的にはほぼ自分がやるはめになるのやら。
散らかった本の山を見ると無性に苛立って、手を出さずには居られない。その辺に関しては損な性分だった。]