人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


演奏家 オトフリート

―厨房―

[厨房へと向かえば、案の定エーファが用意したと思われる鍋>>3が竃に置いてあった]

 やっぱり……本当に休んでいなかったんだな、エーファは。

[そう言って蓋を開け中身を確認して……]

 ――……セロリ

[その独特な匂いを目ざとく、いや鼻聡くだろうか嗅ぎとってぽつり、一言。
小さく息を吐いて竃に火を熾し、スープの鍋を温める]

 いえ、育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないということで
 頑張って見るよできるだけと努力した結果克服はしましたが。

[ましてポタージュでは避けようがないではないか、と。
セロリを苦手とする男は、それでもエーファの心遣いを尊重するのだった。
そうして、程よく鍋が温まったなら、広間へとそれを伝えに向かう]

(108) 2017/01/17(Tue) 19:02:57

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