─ →第二階層 通路 ─
[研究責任者の部屋を出ると、携帯端末を操作し時間を確認する]
……そろそろか。
[研究以外の仕事、自分が関わったアンドロイドの充電が終わる時間が迫っていた。
日に一度のメンテナンスがまだだったことを思い出し、寝ているであろうリフレッシュルームへと足を向ける。
階層を移り、通路を進み。
ふとバンダナの奥から視線を向けると、一匹の犬が歩いているのを目撃した>>106]
……………。
[ロボットでありながら本物と見紛う作りをした犬。
生体部品が使われている部分が少ないため、関わることの少ない対象でもあった]