― 洞窟奥地・苔の広場 ―
へぇ、絵も残ってんのか。
生憎俺が知ってんのは『綺麗な青い花だ』って口伝だけでね。
腐っても染料師だかんな、色には貪欲なのよ。
[でも、命なんて糧が必要なんじゃ、やだなあ。
上向く視線と共に、小さく小さく、呟いて]
…ふぅん、何だか色々なんだな。
その辺、テレーズに訊いたら解るんかなあ。
[説明の時には淡々となる>>107様子を首を傾いで見遣り、
息を吐いた後の台詞には、はは、と笑いを零した]
ほんとにな。
つーても、何の力もない以上、何もできねぇけど。
[同意は同調。伝わるか否かは判らないが]