……見つけて。終わらせる。[願うような囁き>>107に、蒼い瞳が数度瞬く。向けられたそれは、この場で自分にできる事だと素直に思えた]……はい。[掲げられた蒼い竜胆。それが意味するものは理屈よりも感覚で理解に落ちて、安堵を呼びこむ。支えるべき存在である、というのも確かにあるけれど、それ以上に]俺は、俺にできる事、やります。……ライヒアルト、さん。[信じていいんだ、という思いが生じていたから。ごく自然に、名前を呼んでいた]