[絞られた後と言う声に頷き、続く問いに扉へ向けていた視線を電撃竜へと向けた。刹那、互いの眼鏡越しに視線が合う。その奥の紫紺が二枚のレンズ越しに見えたかは電撃竜のみに、彼女の瞳から何かを見たかは青年にしかわからない]大地の属で無い気配がしました。しかも二つ。どういう事でしょうね…?[直に視線を伏せた青年は、食器を重ねる少女のような姿の側を過ぎ行きざまに囁く。そうして残されていた翠樹の仔竜へと近づいて、テーブルに残されたままの影輝の分のデザートを食べるかどうか*問いかけた*]