[よばれた、とプラーミヤの言葉>>101が鼓膜を震わす。森の中できいたコエ。アナスタシアの言葉と共に響いたコエ。それが思い出されて、微かに柳眉を寄せた]――…森の中で『オイデオイデ』って呼ぶコエが……聞こえたような、気が、したんです。[躊躇いながらもそれを言葉にして]でも、それも、空耳、ですよね。きっと、気のせい、なんですよね。[空耳であって欲しいと思うから不安げに潤み帯びる双眸を大広間に居る者にむけた**]