え、あー……『本業』は『小説家』な。
魔法の詠唱に組み込まないといけない時は…『言霊の継承者』が肩書きだけど。
[本業は、を強調したのは周りの思惑に対する自身の意地ではあるのだけれど]
一応、子供の頃から師匠に付いて魔法の修行はしてるけどなー。
まあ、まだ修行中だし、色々敵わない相手がまだいるしな、そっちはまだ名乗れない。
されに、俺の『本業』は、小説家だから。
[大事な事なので二度言った。
師匠や、件の神魔が聞いたら苦笑しそうな主張である。
そうして、もう一度、男…トロイに目を向ける。
自分の事は説明したぞ、とでも言いたげな視線で*]