―エアフォルシェン湖湖畔・集合場所―[そして翌日]ここで合っていたようだな。[湖に辿り着き、程なく人の集まっている場所を見つけた。小脇に抱えられた数冊の本はどれも重そうだったが、本人は顔色一つ変えないままさかさかと輪の中心へ]受講申請をしに来た。[相変わらずの無表情で特別講師の前で立ち止まり、本の間から受講届を取り出す。丁度旧知同士の再会の真っ只中だったようだが、空気は読まなかった]