まあ……ねぇ。[>>86 肩を竦めるアーベルの言葉に、は、と息を吐く。団長の方を見る気には、違う意味でなれなかった。わりと、ぎりぎりで保っている感情の糸が切れると、惨事が重なるのは身に染みているから]……そうは言っても、ね。とはいえ、無理のしようがないし、俺には。[>>105 諭すようなナターリエの声音に、僅かに眉を落とす。なお、一方から向けられた『すっげぇいい笑顔』は、意図的に見ていなかった。この人に勝てないのは、やっぱり身に染みているから、見たくない、というのが本音だった]