―広間―
[驚きの声>>109にもまったく動じることはなかった。
ただ、続く言葉。止まった言葉。
また、一度、頭をなでて。
床を拭いているのを見て、離す。消えてゆく色に、一度目を伏せてから]
……終わるまで、ここにいるよ。
[彼を見て、拒否は許さないような宣言。
ただ、それ以上の言葉は、動いている間、自分からはかけない]
終わったら、ちゃんとお湯を浴びてくること。
僕に手伝わせないなら、ゆっくりあったまってくること。そうじゃないと、寝てるところに忍び込んで、可愛いピンを留めてあげるからね。
[そんな条件は、ある程度綺麗になってから、普段の口調で言い切った**]