[>>98きっと頬も赤かった。離れてほしくて呼んだ訳ではなかったが。]――……、…[見えないけれど、ほんの少し、泣きそうな顔をする。小さな咳。またそっと背を撫ぜた]… 正直でいいのでは、なくて。[出来るだけ、常どおり謂えたろうか、謂ったつもりだった。]