─ 翌日・個室→広間 ─[朝、目覚めた時には既に日は高くなっていたか。他の皆よりも目覚めは遅かっただろう。ここにきてからこっち、朝には誰かの悲鳴を耳にしていたから今朝は何事も起きてないのか、と安堵半分疑い半分の心持ちで身支度を整えて部屋を出た。広間に行けば誰かしらいるだろう、と思い歩を進め。途中、ゼルギウスとミハエルの部屋をそれぞれノックして声をかけたが返事はあっただろうか。返事があれば、安堵しながら広間に行ってると声をかけた。]