─ エントランス ─
[少女と青年の会話>>105に、彼も屋敷の主人には会えていないことを知って視線を向ける。
イイヒトという言葉がどこか上滑りするように聞こえたように思うが、それを含め声に出すことは無く]
ですよ、ね。
[彼>>108と同じく肩を竦め、苦笑に疑問を押し込める。
一晩過ごすだけの場所をわざわざ居心地悪くする愚行はこちらも避けたいから、休息を軽く勧められたのは丁度良い話題転換になった]
そうですね。
濡れた服のままでは休めませんし。
では、失礼します。
[青年の提案に同意を返し、場にいる面々から離れて]
すいませんが、部屋と着替えをお貸し頂けますか?
[メイドに声をかけた後、案内された客室へと入った**]