─ 第二階層・食堂 ─
俺は連合国軍のカルロス。
[ノブからの自己紹介にそう答えて、見えない表情について特に気にすることはない。
息子に視線を戻すと暇との主張]
ゲームとか、リフレッシュルームにあったはずだぞ。
[とはいえ同年代の相手のいない船内では一人ですることになる。
飽きるのも仕方がないとは思っていた]
それじゃあ、後でヴァーチャルルームで少し散歩するか。
[頭をぐしぐしと撫でてやりながら、仮想空間を作り出せるそこの話を出した。
仮想とはいえ、緑溢れる自然からファンタジーな世界までと好きなように設定をできる場所。
ノブとのやり取りには自分はよく知らないことだったが、仲良くしてもらったのだなと解釈していた]