─ 広間 ─
[向けられる感謝の言葉>>112に浮かぶのは安堵の笑み。
薬師として役に立てている、というのは、こんな時でも小さな自信となってくれた]
あ、うん。
ユリさんずっと寝てたし……ちょっと待っててね。
[食べるものかお茶を、との言葉にぽむ、と手を打つ。
お茶の準備を任せたカルメンが広間に来ているならそちらは任せて。
多目に作っておいたスープを温め、ビルケの食べるものを用意して広間へと戻り]
後で、薬湯も煎じるから、ちょっと待っててねー。
[薬草の効果の表れには個人差がある。
少しずつ、あわせて調合しないとならないから少し時間がほしい旨を告げて。
その内、祖父が広間に姿を見せたなら、居住まい正してその話を聞く事となる。*]