―翌朝・宿屋―ああ、頼むよ。俺も用事が終わったら向かうから。[ベッティを送り出し][自分は山の手と言われる方へ][楽団の練習場とはまた別に避けていた場所に向かって歩く]何でわざわざ今回だけ。……避けすぎていたかな。[くしゃりという音がポケットの中で*響いた*]