―宿屋―[歩く気力が続いたのは、酒場まで。椅子の一つに座り込み、小さく息を吐く]ここで、いいよ。も少し、落ち着いたら、部屋、戻るから。……ありがと、ライ兄さん。[ぶち猫を撫でるライヒアルトに、小さく言って。彼が行ってしまうと、膝に上がってきたぶち猫を抱え込んで*目を閉じた*]