……誰が、ゲーム進めたんかな。[抑揚のない掠れた声。桜子にその声は聞こえただろうか。何か反応があったかもしれないけれど、それに答える声は無く。毛布の温かみに睡魔が訪れたか、意識が一瞬闇へと落ちる。身体に触れられれば眼を覚ます程の浅いものだったけれど、身体が休息を求めていることは*確かだった*]