[頭を撫でる手に、口元の笑みが深くなる。手が離れれば顔をあげて、そっと首を横に振った]命を繋いだのは、あなたのおかげです。[声については言葉を繋げず。ただ、飲みものを出してくれる様子に、少し焦ったような顔になる。魔法で何かされたのか、喉が治ることは今までどんなに治療してもなかった。それでも、その心は嬉しいと、止めることはせずに]……わたしも、再会は思っておりませんでした。アナスタシアに、感謝します。あなたに逢えて、嬉しい。