……しかし、外、だいぶ暗いなぁ……。[傘を渡した後、何気なく窓辺へ。雨が降りそうか否か、確かめようと鍵を開けて手をかけ]……はらら?[開かない窓に、上がるのは、惚けた声]いやいやいや。さっき、ふつーに開いてたろ。[一人突っ込み入れつつ、再度力をかけるが、やはり、窓は開かなかった]ちょ……なんの冗談よ。