…そうね、ヴァルターが知ったら心配するわね。
[軽い口調ながら気遣ってくれるアーベル>>103に微笑もうとしたものの、執事のことを思いその表情は憂いに変わった。
容疑者というだけでなく人狼疑惑までなどと知ったらどれ程心配するか解らない。
むしろいつ飛び込んでくるか─…それはゼルの母についても同じで、色んな意味で大丈夫かしら、と思ったのは長年の積み重ねから見ても仕方の無いことだろう。
座るくらいは、と言われると意地を張る程の事でもないので素直に頷き勧められるままに席に着いたろうか。
エーファの傍に寄り添う少女に声をかける>>106のを見ると、やっぱりお知り合い…というかお友達?と首をかしげた。]