─ 村の入り口 ─
[許すと言うリズの言葉>>112に、僕は安堵の色を浮かべた。
どうにも、怪我や治療に関しては彼女に頭が上がらない]
ん…転んだ甲斐はあった、かな。
あそこは閃きを得るには良い場所だよ。
[瞳は虚ろなままだったけれど、口許は嬉しげに綻ぶ。
楽しみにしてくれるらしいリズの言葉に、僕はまた笑みを浮かべた]
そうだね…そこに居るって言っておけば良いしね。
…手が足りないようなら手伝うから、言って。
お疲れ様、またね、リズ。
[助力を申し出てはみたけれど、余計な仕事を増やす元になりかねない部分もあるため、断られたかも知れない。
休むと言って立ち去るリズに労いの言葉をかけて、僕は彼女を見送った]