[戻ると心配してくれてか、痛み止めを一つ差し出されて。]大丈夫、さっきちょっと切っただけだから、大した怪我じゃ……。……うん、でも貰っておくね。ありがとう。[出された善意を包みごと手にきゅっと握って。帰路へつくレナーテを見送った。]明日は気をつけてね。