……本当に。
見事といえば、見事な状況ですね。
ユエまで含めて、圧倒的に男性ばかりだ。
[野郎ばかり、というハインリヒの言葉に苦笑して]
とにかく、戻りましょうか……やる事、やらないとなりませんし。
[一度、集会場へ戻ろう、と促し、歩き出す。
道すがら、ダーヴィッドの話やローザの見つかった状況などは聞く事ができるか。
それから、集会場に入る前に足を止め]
と、ユリくん、ちょっと先に行っててもらえます?
俺、こちらに大事な話があるので。
[にこり、と笑って。告げるのはこんな言葉。
それに、返る反応はどうだったか。
ともあれ、ハインリヒと二人になると、静かな瞳をそちらへ向ける]