─ 屋敷の裏 ─[見つめる視線>>50には気づいていたけれど何も言わなかった。言えなかった。ただ、終わりを宣する声>>88が届いて。は、と大きく息を吐いた]…………。[ぐるり、周囲を見回す。蒼が探すのは、先に放り投げられた黒。離れた所で丸まるそれを見つけると、足早にそちらへと向かい、その傍らに膝を突いた]……モリオン?[手にしていた銀を滑り落として呼びかける。それに応じるように開いた眼が少年を見上げ、にぃ、と小さな声が上がった]