[フィグネリア>>98に挨拶を返し階段を上がる。
各部屋に知らせにまわるアリョール>>95から
アナスタシアの件を聞き、男は苦い表情で其れを受け止めた]
……運ぶなら、手伝おう。
[躊躇いながらも紡がれる申し出。
アリョールと共にアナスタシアの元へ行く。
襲われたと思しき彼女は無残な姿、塗れた赤と鉄錆の匂い。
血の気が失せる感覚はきっとおさない頃に見た両親の亡骸を重なるから]
酷いな。
[柳眉を寄せて漸く呟くと犠牲となったアナスタシアの為に祈る。
何度も夢でみた赤。
彼女の遺体をシーツで包みしてアリョールと共に
指示された地下>>0:#1へと運び込み安置する]