ビーチェ、が?なんで、また。
ビーチェは、ギュン爺みたいに、鬱陶しかった、の?
[ハルナの事言えねぇくらいに、あたいは相変わらずたどたどしく喋ったのさ。]
失敗?
……防げたり、できるん、だ。
すごいね、それ。
[あたいはそこには感心したのさ。すげーなエーリッヒ!……あれ何かちょっと変だな。]
ビーチェが、送られるの、防ぐの、失敗したのは、何で?
[その辺尋ねたら、一人しか守れない事とか聞けたかな。
どんな返事返ってきても、あたいはもふもふを撫でて励ましたんだぞ。だって失敗したもんはしょうがねぇもんなっ。]
エーリッヒは、自分を、防ぐ?守る?しておくと、いい、よ。
[それが一番なんじゃね?と思ったあたいはいっといたのさ。]