…っ、一人じゃ…![無理だと、ミリィの身体へと手を伸ばした。ローザの背に負われたミリィの頭が、俯いてだらりと下がる。力ない動きが本当に死を思わせて、顔が歪んだ] このままじゃ、ミリィが傷つく。 一緒に運ばせて。[アーベルも手を貸してくれるだろう。短く願って、ローザへと目を向けた]