―夜/カルメンの部屋―[扉を開ける前に聞こえたゲルダの声>>111には、妙な音がした、と返して。血の臭いに、見せない方がいいか、と思った時には遅かった。後から来たベッティの様子>>115に、これ以上呆然を増やすのもまずいか、と思い]ゲルダ、ベッティ、お前らここ、離れとけ。あー……できたら、この坊っちゃんも、連れ出してくれ。[そんな言葉を投げかける。二人が無理そうなら、来ているであろうユリアン辺りに丸投げするだろうけど**]