― 第二階層・食堂 ―
[ふーんと、ノブには>>110頷いた。とりあえず、聞いただけでは想像出来ない。]
近所に住んでた猫はだいたい金色だったんだ。青いのと緑のもたまーにいるけど。
そいや、ねーちゃんも金色っぽいな。
[猫だから?とは口にせず首だけ傾げて、エリカが入ってきたならそっちをちょっと見たりもした。
嬉しそうに笑われると、こっちもちょっと笑って。
何か持ってこられたら、色の大分違うそれを両手で受け取って中を覗いていた。]
ほんと?ありがとー。
[飲みかけのそれは流石にもう飲めなかったので、飲んでもらえるなら良かったと、ブラックコーヒーをノブに渡した。
父親がこっちを不思議そうに見たが>>111、何でもないと首を振る。本当に何でもないと思っていたので。
まだ子供だといわれたら、コーヒー飲めなかったのもあって、ちょっとぷぅとしていたが、子供じゃないとは言わない。
ただ続いた言葉には、また少しきょとんともしていた。]