[ミハイルから分けてもらった肉はとりあえず二人分だけだった。
全部を解体するには時間が短すぎて。
野菜を家に届けてくれるといったイヴァンの言葉もあってまずはそれだけもってかえる。
兄はほかのところもに話をしにいっていたようだった]
あ、お兄ちゃん。
ミハイルさんとロランが狼対策のこと話してたよ。
[家に帰る途中で見つけたマクシームに声をかけて、手伝うように言えば、それぐらいならと頷くのが見える]
うん、あたしはミハイルさんとロランに料理つくりにいってくるから、宜しく。
[手伝うために広場に向かう兄の背を見送って、一度家の中へと入った]