はい。…あ、ローザさんも台所行きますか?
[問い掛けに、砂糖も、と返る言葉>>114に頷いた。彼女が比較的甘口なのは、世話に成った昔の一年間で何となく知っていた筈。
共に台所に向かう事に成っただろうか。何にせよ、お腹空いた、の声が聞こえたなら少し目を細めたのだった。]
― 翌日・台所 ―
[気付いてくれたのは猫が先だった。可愛い鳴き声に釣られて、逃げられなければ膝を折りその頭を撫でようと。]
うん、…おはよう。ライさん。
[遅れて聞く声は、素のそれなのだろう>>111。
その様子が何処か微笑ましく見えるよう、この状況でも少し口が緩んだ。
唯。その後、昨日の何とも言い難い会話を思い出して、怒っている訳でも無いのに眉が寄ったか。]
…今日は、静かだね。