─中央広場─[夜の広場は静かなもの。静寂の中、視線を向けるのは桜の大樹]……桜、か。季節外れの満開話と、そこに現れる謎の人物、とかってのはよく取材したが……。[呟きながら、煙草を一本、口にくわえて火を点ける]あんまり、いいオチは聞かねぇんだよなぁ……。[そんな呟きを漏らした後。踵を返して自宅へと][余談ながら、自宅に帰ってから返したメールには、『ひーちゃん呼ぶな』の一言と、現在の執筆量だけが記されていた。らしい]