―広間―
[相変わらず戸惑う様子のユリアン>>116に、無理に信用を乞うことはしない。男自身、誰をどう扱うべきか考えあぐねているから]
『幻燈歌』の歌詞について…?
[問われて、スプーンを口元に添えたまま、思い出すように目を伏せて。
知らないと言う事は不安を生む種になるかと、ユリアンを見た]
『幻燈歌』に謳われているのは、「月の愛し子」と「神の愛し子」との対立、ですね。
ギュンターさんの言っていた「闇の者」と「光の者」がそれに当たるのかな。
御伽噺にしては一致しすぎるんだ、色々と。
[そうして、掻い摘んでではあるがそこに謳われる者たちについて話していく。
「双花聖痕」や「見出す者」「闇と光の護り手」について]
双花はいる事がわかったけど
今ここに居る中で全てのカードが揃っていると思えない、かな。
[そこまで言うと一度ポタージュを口に運んだ]