―→公園―
[公園につくと、まずベンチまで運ばれ座らされた。
マイルズが座るべきだと主張したが、がんとして聞き入れてはもらえず。また自身の状態も全く良くなかった為そこは折れた。
運んでくれたジョエルには礼を言い、>>113マイルズの言葉にようやく肩口の怪我に気づくと、居た堪れないような気持ちでいっぱいになった。当人は普段と変わらない調子なのだろうが。
迷惑かけ続けて良い事が一つもないので、とにかく一人で動けるようになるのが急務と、まずは身体を様子をスキャニングするため暫く目を閉じた。]
………ん、あんまり良くないなぁ…。
[結果稼働率28%を叩きだし眉がよる。どこか焼ききれているようで、自動修復もなかなか進んでいない。
仕方無く長いスカートを膝まで捲ると、脹ら脛に手をやりそこに仕込まれていた工具を取り出し、先ずは腕を直しにかかった。
震える指先では思うように進まなず。見かねたノブの手を借り、二の腕と関節部を外し、様子を見てもらい、関節の一部のパーツとケーブルを取り替えた。]
ごめんなさいノブさん……
[何度目かになる謝罪。
あまり言うとありがたみのない言葉だったが、言わずにはいれなかった。]