[向けられたベルナルトの視線。受け止めるのは常の表情。嫌いと言うわけでもない、好きな方に分類される相手に対して。ゆるく、笑った]――そうだと、思ってた。それでもさ、[内ポケットに手を入れる。ナイフを取り出す。布を、取る]